今年もこのシーズンがやってきました!『大掃除』!!!
一年の汚れを落として爽やかな気持ちで新年を迎える一大行事!
さまざまな洗剤が販売されていますが、そもそも洗剤の種類の違いってなにがちがうの?
そんな声にお応えして、ここでは洗剤の種類と用途をまとめてみました!
大事な一年の締めくくり!お役に立てれば幸いです。
【洗剤の種類&特徴】
合成洗剤・洗浄剤・漂白剤・研磨剤 などに分かれます。
〜合成洗剤〜
界面活性剤が主成分で、その中に、アルカリ性・弱アルカリ性・中性・弱酸性・酸性などの種類があります。
界面活性剤とは…油と水を結びつけやすくする働きにより汚れを素材から離し落とすものです。
〜洗浄剤〜
合成洗剤より強力で、酸やアルカリの科学作用で汚れを落とすものです。
塗装面をはがしたり、変色させることもあるので取り扱いに要注意です。
〜漂白剤〜
汚れの色素を化学反応により分解し、白さを戻すもの、酸化型と還元型の2種類があります。
酸化型〕 酸素系…排水管などの汚れをとる。脱脂力が強く、頑固な油汚れに効果あり。
酸化型〕 塩素系…カビ汚れなどの汚れに。漂白力強い。
還元型〕 …鉄さび汚れに。塩素系漂白剤や鉄分で黄色に変色したものを元の色に戻す。
〜研磨剤〜
界面活性剤に研磨剤を加えたもの。
粉末とクリームタイプがある。
【アルカリ性・弱アルカリ性・中性・弱酸性・酸性の違い】
〜アルカリ性〜
→油汚れ・カビ汚れ
注意〕刺激が強いので、必ずゴム手袋・ゴーグル着用で扱いましょう。
〜弱アルカリ性〜
→軽い油汚れ・手あか・皮脂汚れ・ヤニ汚れ・
キッチン回りでよく使われる。
〜中性〜
→食器洗い・フローリング・浴槽
安全性が高く、さまざまな用途で使われる。
〜弱酸性〜
→浴槽や洗面所の石けん汚れ
〜酸性〜
→尿石・水垢・鉄さび
トイレ掃除でよく使われる。
注意〕塩素系漂白剤とは混ぜるな危険!です。塩素ガスが発生し、死亡例もある程です。十分に注意しましょう。
【掃除の際の手順・注意点】
優しい洗剤から段階を経て強くしていく、
軽い汚れなら水やお湯で落とすことも出来ます。
いきなり強い洗剤を使うのはリスクも多いです。汚れを落とせても素材を傷つけてしまったり、皮膚を傷めたりするからです。落ち具合を見て徐々に試していきましょう。
また、洗剤を使った後は必ず水拭きをしましょう。長時間放置すると、変色する場合もあります。
いかがだったでしょうか。年末はなにかと忙しい時期。時間を作るのも一苦労。大掃除もいろいろと手際よくしたいものです。
2015年もあと少し、2016年のスタートをスッキリした気持ちで切れるよう、大掃除は欠かせないですね、
体調管理はしっかりと、風邪などひかないように注意していきましょうね!
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